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62歳で、世界の舞台に立つということ

こんにちは

愛里です


みなさんはどんなスポーツを見るのが好きですか?


私は、

・フィギュアスケート

・バレーボール

・卓球

を見るのが

特に好きなんです。


といってもにわかファンなので、

世界大会のみなんですが😅


最近、毎日のように世界卓球2026 100周年大会を見ています。

その中で、私が一番驚いた選手がいました。


ルクセンブルク代表のニー・シャーリエン選手。

なんと62歳。


しかも、ただ参加しているだけではありません。

国の代表として、世界大会の舞台に立っているのです。

シニア部門ではないですよ

若い選手と同じ舞台に立っているのです。


さらに驚いたのが、

彼女は過去に骨折をし、

1年ほど休養していたということ。


正直、その年齢で骨折をしたら、

もう競技復帰自体が難しいと思ってしまいます。


それは62歳だから、という意味だけではありません。


もっと若い選手でも、

大きな怪我をして、再び世界レベルの舞台へ戻るというのは、

並大抵のことではないからです。


身体を戻すこと。

技術を戻すこと。

気力を戻すこと。


どれも簡単ではない。


それなのに彼女は、

また世界大会に戻ってきた。


私はその事実だけで、

すでに胸を打たれていました。


もちろん高年齢の選手の中には、

30代も40代も50代もいるはずです。


実際、大会には40代の選手は何人か出場していました。


そして正直に言えば、

「62歳の彼女を超える選手はいなかったの?」

という疑問も、ふと浮かびました。


でも、それでも彼女が代表として選ばれた。


そこに私は、単純な勝敗だけではない、

何か別の価値を感じたのです。


日本がルクセンブルクと対戦したのは、

グループリーグを突破して

トーナメントに入ってからの2回戦だったと思います。


そこで私は初めて、

ニー・シャーリエン選手を見ました。


一人だけ、どこか“お母さん”のような雰囲気。


体型も少し違う。

ラケットの持ち方もどこか昔風。


最新のスポーツ選手というより、

長い時間を積み重ねてきた人だけが持つ、

独特の空気感がありました。


でも、不思議なんです。


そこにいるだけで、人の心を動かす。


「すごい…」


ただそれだけを、

何度も思わせる存在感がある。


試合では、

日本の早田ひな選手と対戦していました。


もちろん結果としては、

早田選手の圧勝でした。

3ゲーム目においては11-0。


でも私は、点数以上に、

彼女がそこに立っていること自体に目を奪われていました。


私が本当に心を打たれたのは、

彼女が“62歳でも戦おうとしていた”ことでした。


世界の舞台に立ちながら、

「もう年だから」

「若い選手には敵わない」

そんな空気を、

彼女からは感じなかったのです。


もちろん相手は、世界トップレベルの若い選手。


それでも彼女は、

ちゃんと勝とうとしていた。


ミスをすれば悔しそうな顔をする。

1点を取られれば悔しがる。


その姿を見て、私は胸が熱くなりました。


年齢を重ねると、いつの間にか人は、

挑戦する前に自分で諦めてしまうことがあります。


でも彼女は、62歳になってもなお、

世界の舞台で、

目の前の相手に向かっていく気持ちを失っていなかった。


続けること。

自分を信じること。

「もう遅い」と決めつけないこと。


その姿そのものが、

たくさんの人に勇気を与えていたのだと思います。


あとで知ったのですが、

そこまでの試合ではニー・シャーリエン選手は出場していなかったようです。


それなのに、

なぜ世界トップクラスの日本との対戦で、

彼女を起用したのだろう。


戦略だったのか、

精神的な支柱だったのか、

あるいは別の意味があったのか。


その本当の理由はわかりません。


でも、彼女がコートに立った瞬間、

会場の空気が少し変わったような気がしたのです。


若さだけではない。

スピードだけでもない。


人は、積み重ねてきた時間そのものに、

心を動かされることがある。


62歳で、世界のスポーツの舞台に立つ。


その姿は、

「もう年だから」

「今さらだから」

そんな言葉を、

静かに吹き飛ばしているように見えました。


そして私は、あらためて思いました。


人を輝かせるのは、

若さだけではない。


何歳になっても、

挑戦することをやめないこと。


「もう無理かもしれない」と、

自分で自分を終わらせないこと。


そして、目の前の相手に、

ちゃんと勝とうとする気持ちを持ち続けること。


その相手は、

他人かもしれないし、

もしかしたら、

自分自身なのかもしれません。


その姿勢そのものが、

人の心を動かすのだと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた…


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